電車の中での出来事

 かなり前の出来事です。お昼頃電車に乗っていると、電車の中で電車のドアを叩きながら、奇声を発している人がいました。彼は、耳に補聴器をつけていたし、何かの「障害」をもった人なのでしょう。彼はよほど何かが嫌で、早く電車を降りたかったのでしょう。奇声を発しながら電車のドアを叩いていました。

 電車のドアを叩いている間、電車の中にいた人は、ほとんどがチラッと見て怪訝な表情をして無視を決め込んでいた。もちろんぼくもその中の一人だ。彼は次の駅で降りた。車内はなぜかホッとした雰囲気に包まれた。

 ぼくはノーマライゼーションということに興味があるので、彼は何かが嫌で早く電車を降りたがっていて、ああいう行動になったという事は理解ができた。しかし、ぼくの取った行動は、一般の人が取ったそれと何も変わらない。そこにいたぼく以外の人は、全員ぼくがノーマライゼーションに関心があるなんてわからなかっただろう。

 ぼくはどういう行動を取ればよかったのだろうか?今も答えが出ていない。というか、こんなぼくがノーマライゼーション社会の実現という言葉を言っていていいのか?そういう思いまでしてきています。ぼくはもっと彼に対して何かしてあげることがあったのではないだろうか?周りの人に対して、彼は電車を早く降りたい理由があったと伝えることができたのではないだろうか?

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矢辺卓哉(やべっち)

田舎で農業・電気通信工事士、東京で障害者雇用支援という田舎・東京を行き来する生活をしながら、エネルギーの地産地消、環境負荷の低い・企業だけに頼らない生き方を模索中。株式会社よりよく生きるプロジェクト代表取締役

「人生を味わいつくせる人を増やす」がミッション。

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