デンマークの社会福祉-その2

 デンマークの社会福祉についての第2弾をお伝えします。


 子どもは18歳頃まで親の下で生活するのだから、かつては障害ゆえに施設入所を余儀なくされていた子どもも親のもとで生活をできるようにする。そのために、(1)支援生活指導員を家庭に派遣、(2)補助器具の提供、(3)特に知的障害がある子どもの場合は擁護学校に行く、という方法がなされている。
人間として当たり前のことを提供できるようにするという考えがノーマライゼーションであるが、子どもは親もとで生活するのだから、ノーマライゼーションを実際に実行している、デンマークは非常に素晴らしいと思います。また、先日ある方から、メールをいただきました。実際に障害のある子とないこが一緒に生活をすると、障害のない子には、色んな人間がいるということを知るというメリットがある一方で、障害のある子にとっては、周りのみんなができることができないということで、悲観的になったり、卑屈っぽくなってしまうようです。そのため、デンマークでは特に知的障害があると擁護学校に行くという方法が取られているのではないでしょうか?
 できること、持ってる力を伸ばす教育は必要だと思う。「同じ」であることが全てではないと思うのです。。。
 これが、メールをいただいた方が仰っていたことです。非常に賛同します。今のノーマライゼーションを見ると、周りの大人たちがすべて同じにしようとしてしまっている。学校、職場などなど。。。。その人たちは幸せなのであろうか?その人たちの特技、特徴は発揮されているのであろうか?甚だ疑問である。

 しかし、「同じ」であることは、障害のない人にとって、非常によいメリットがある一方で、障害がある人にとってはデメリットでもある。「同じ」でありながら、両者にメリットがあり、障害がある人でも個性、特徴が生かせ、その人たちが幸せな社会の実現が必要であるとつくづく最近実感しています。

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矢辺卓哉(やべっち)

田舎で農業・電気通信工事士、東京で障害者雇用支援という田舎・東京を行き来する生活をしながら、エネルギーの地産地消、環境負荷の低い・企業だけに頼らない生き方を模索中。株式会社よりよく生きるプロジェクト代表取締役

「人生を味わいつくせる人を増やす」がミッション。

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