「障害者」とは周りの環境が作り出すものである。

 ぼくは、「障害者」と呼ぶ人がいなくなるためには、自分の障害に気付くことからはじまると思っています。誰でも協力して生きているし、そもそも「障害者」とは、周りの環境や制度、心のバリアーにより、相対的に作り出されたものなのであるという考えがあるからです。

 一般的には「できることがない」といわれている「障害者」ですが、例えば、ユニクロの例のように、障害がある人が働いているからこそ、相手の立場に立つという視点が従業員に広まり、商品開発や顧客サービスの向上や利益に結びつくという価値が生まれます。ここでは、障害は立派な個性、特徴になっています。そして、自分ができると思っていることも障害になるのではないのでしょうか?例えば、何かができるということで、ねたまれたり、いじめられたり。それは、「できること」が心のバリアーになっています。

 以上のように、「障害者」とは、周りの人や環境が生み出す相対的なものなのです。「普通」だって、その年やその人の年代によっても違うでしょう。今までの日本は、みんなが持っていた「普通」という価値観しかない同質な社会であったわけです。実際に、マイノリティーと言われる、外国人、障害のある人が実際に排除され、攻撃され、無視されてきたわけです。また、マイノリティーといわれる人たちだけではなく、その「普通」に属さない人もいじめられたりしてきたわけです。

 今後の社会は、必ず価値観も多様性も増えた、色んな人間が増えてきます。この時代を生き抜くためには、まずは「普通」を疑ってみることからはじまるのではないでしょうか?そして、「障害者」とは違った角度から見ると必ず価値をもっている。それってどんな人間でも同じ事ですよね。「障害者」とは、周りの環境や人が生み出すものです。まず、「普通」を疑ってみてほしいと思います。

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矢辺卓哉(やべっち)

田舎で農業・電気通信工事士、東京で障害者雇用支援という田舎・東京を行き来する生活をしながら、エネルギーの地産地消、環境負荷の低い・企業だけに頼らない生き方を模索中。株式会社よりよく生きるプロジェクト代表取締役

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