「しょうがい」「しょうがいしゃ」表記 - まとめの意味を込めて

 たまにハンデのある人たちのことを何と呼べばいいんですか?と聞かれることがあるけど、ここでいっぺん「しょうがい」、「しょうがいしゃ」という表記についてまとめたいと思う。

【しょうがい】
「障害」:一般的な表記の仕方。

「障碍」(「障礙」とも):これは「碍」(がい)が常用漢字でないため戦後に音便の同じ「害」の文字を代用するようになったもの。「碍子」(がいし)が陶器で作られた電線の絶縁体を指すように「碍」の文字には「害」が持つ「他人の迷惑になるもの」と言う意味は含まれていないという考え方。

「障がい」:「碍」が常用漢字でなくなったため、「害」が当てはめられるようになったが、「障害」とは、行動等に「さし障り」があってもそれは「害する」ことはないという考え方。

【しょうがいしゃ】
「障害者」:一般的な表記の仕方。

「障碍者」、「障礙者」:上記の「障碍」と同じ理由。

「障がい者」:上記の「障がい」と同じ理由。

「障害のある人」:「障がいを持つ人」というのもありますが、「持つ」というのは、能動的な意味があり、「障害のある人」は、自分で選んで障がいを選んだわけではないという考えにもとづいた表記。

「障害をもつ人」:障害を否定的にとらえるのではなく、「障害をもつからこそ、このような生き方ができる」と、非常に前向きに、積極的な生活を送る人が増えてきたからという表記。

 これで自分の知っている限りすべてです。その他にあるよ!という方はぜひ教えていただきたいです。この問題に対しては、何が正しいというのはありません。自分の考えに似通ったものを使えばいいと思います。それにもまして、自分は「しょうがいしゃ」という響きが嫌いです。今までのマイナスイメージが残っているからでしょう。そもそも、こんな「障害者」という概念がある時点でおかしな話で、この言葉がなくなったときこそ、本当のノーマライゼーションの実現だと思います。

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矢辺卓哉(やべっち)

田舎で農業・電気通信工事士、東京で障害者雇用支援という田舎・東京を行き来する生活をしながら、エネルギーの地産地消、環境負荷の低い・企業だけに頼らない生き方を模索中。株式会社よりよく生きるプロジェクト代表取締役

「人生を味わいつくせる人を増やす」がミッション。

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