千葉県、障害者差別禁止条例に関して

 先日、千葉県に行く用事があり、千葉県に行ってきました。なぜ千葉に行ったかというと、障害を持つ子どものご両親のためにちばMDエコネットが千葉県と協働で行なっているノーマライゼーション相談事業のセミナーがありました。そこで、せっかくだったので、Nねっとでもニュースで載せた、千葉県の障害者差別禁止条例についてとあるお母さんに聞いてみました。

 やっぱり、差別禁止条例なんてない方がいい。だけど、これがきっかけで障害などを見つめるきっかけになれば。ということでした。これには賛成で、やっぱりない方がいいと思います。

 人間というのは、自らの首を締める人間なんだと痛感しています。歩きタバコの禁止条例もマナーを守っていればそんな条例はできないのです。やっとその条例ができた時に気付く。障害も同じで、その当事者になった時に、やっとこの社会が住みにくいということに気付くのではないかと思います。そして、手元にある資料には、


 障害のある方が「人間というものは本質的に差別することが好きな者だからこの世から差別は永久になくならないし理解してもらうことは無理なのです。」と発言され、彼女がそこまで思いつめるにいたるにはどれだけの哀しみや苦しみがあったことだろうと思うと(以下略)

と発言をされた方もいらっしゃるようです。ぼくも知らず知らずのうちに誰かを差別しているのかもしれません。実際に、このNねっとでも始めた当初に障害をお持ちの方のあるサイトで


偉そうな健常者のノーマライゼーション・ネット

とご批判をいただいたこともあります。つまり、Nねっとにしても差別と感じる人は感じるし、障害を通じて社会を見ると「人間は差別したがる人間だ。」と思うことは、ある種仕方がないことで、このような差別禁止条例ができることも必然なのかもしれません。

 そう考えると、人間って難しい。しかし、そう思う傍ら、出会いなど人間の素晴らしいこともあると思う自分がいます。ただ、思うことは、


社会をよくしたい。

それだけです。みんなの思いもそこでしょう。禁止条例もその一環です。色んなアプローチがあり、そのアプローチに関して様々に感じる人がいる。それだけは、心に留めておきたいと思います。

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矢辺卓哉(やべっち)

田舎で農業・電気通信工事士、東京で障害者雇用支援という田舎・東京を行き来する生活をしながら、エネルギーの地産地消、環境負荷の低い・企業だけに頼らない生き方を模索中。株式会社よりよく生きるプロジェクト代表取締役

「人生を味わいつくせる人を増やす」がミッション。

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