四谷中学校に行ってきました。

 今日は、前々からお知らせしていた通り、四谷中学校に行ってきました。その感想を少し。

 まずは、非常によい活動だと感じました。というのも、自分が小学生、中学生の時なんかは、外部から人が入ってくるというだけで、マンネリ化した授業を楽しくしてくれるものとして、非常に楽しかった思い出がありますが、今は、その外部が地域のNPOなのです。NPOは、非営利だとは言え、きちんとマネジメントされた団体です。それを中学生の段階から接することが出来るというのは、非常に素晴らしいことだと思いました。自分が中学生の頃とは比べ物にならない。(しかし、ここには、地域の大人が子どもを監視できなかったり、教えることが出来ていないという現状もあるのですが。)

 そして、授業の内容ですが、自分の地域や将来住む地域で、自分や皆が住みやすい街を実現するためには、どうすればいいのか?個人レベルで出来ることは何だろうか?という話でした。

 まぁ色々話し合いをしまして、中学生の発表で非常に感心したものがありました。

 放置自転車があると道が狭くなり、高齢者の方、車椅子の方が通り難くなる。そうであれば、放置自転車を中学生が動かすなどし、中学生が模範を見せることにより、大人も責任を感じるようになる。

 そこまで、考えることが出来るというのは、非常に素晴らしい。日本の未来も明るいなと思いました 。 そして、この子は、心のバリアーをなくす必要があるとも言っていました。将来有望です。(笑)

 そして、最後にメッセージをということだったので、以下のようなことをお話させていただきました。

 皆さん、先ほどから何名かの人は、「障害」、「障害者」という言葉を使ったと思います。しかし、皆さん、「障害」って何かわかりますか?皆さんの中で、メガネをかけている人がいますね。500年、1000年前かわかりませんが、メガネがなかった時代、もし皆さんが目が悪かったら、「障害者」扱いをされていたかもしれません。

 そして、ぼくらは空を飛べませんが、飛べないことは障害ではない。しかし、足や手が動かないことは、「障害」と言います。障害って何でしょうか?皆さんが、「障害」、「障害者」という言葉を使おうとした時、少し「障害」って何だろう?と考えてみてください。実に曖昧な定義で私達は、「障害」という言葉を使っていませんでしょうか?

 また、今、同じ世代、同じ時代を生きる人間として、「障害者」、「高齢者」というくくりではなく、困っている人、皆を手助けできる人になってください。それは、大掛かりなことは必要ありません。自分のできる範囲でいいのです。ちょっと、気が利く人になってください。

 そんなことをお話させていただきました。どれくらい、彼らに届いたかはわかりません。しかし、「障害は周りの環境が作り出すもの」であり、「障害は不自由であるが不幸ではない。障害を不幸にしているのは社会」であります。この地球に住む、全ての人が、障害、高齢に関係なく、困った人を助けることができる、ちょっと気が利く人になるだけで、「障害」が「障害」でなくなると思っています。

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自己紹介


矢辺卓哉(やべっち)

田舎で農業・電気通信工事士、東京で障害者雇用支援という田舎・東京を行き来する生活をしながら、エネルギーの地産地消、環境負荷の低い・企業だけに頼らない生き方を模索中。株式会社よりよく生きるプロジェクト代表取締役

「人生を味わいつくせる人を増やす」がミッション。

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