2004年11月アーカイブ

友達を選ぶということ

 こんなことを書くと友達が減りそうなわけですが(苦笑)、友達を選ぶということは非常に大切なことなのです。それを今からご紹介します。

 

人間は環境によって作られる。

という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。しかし、なぜ環境が人を育てるのでしょうか。

 人間が何かを達成するためには、

思考は現実化する

等言われるように、ビジョンが非常に大切です。それは大きければ大きいほどいいといわれます。これは、夢と置き換えてもいいかも知れません。しかし、人間にはビジョンがある人間とない人間がいます。なぜ、ビジョンがある人間とない人間が生まれるのでしょうか。つまり、ビジョンを作り出すにはある要素が必要なのです。

 最近、ノーマライゼーションに関するエントリーを書いていないので、ノーマライゼーションについて書こうと思います。

 お題は、「もし、自分が子供を持ったときに障害のある人をどうやって説明するか?」です。

 子供と街を歩いていると、前から車椅子の方、もしくは腕がない方が歩いているかもしれません。そんなとき、子供が

あの人、腕がないよ。

 と言った場合、親としてどういう反応をすればいいのでしょうか?

 大概はもしかしたら、

見ちゃダメ
あの人はかわいそうな人だから近づかないほうがいいよ。

というかもしれません。しかし、それでいいのでしょうか?

 ぼくであれば、どうやって答えるか考えてみました。

 まず、障害があるからといって、全く別の存在ではない。
 障害があり、生活に不自由はあるかも知れないが、かわいそうな存在ではない。

 この2点を子供に知ってもらいたいと思う。ということで、ぼくであれば、子供との対話の中で気づくように促すと思います。

「あの人を見てどう思う?腕がないからと言って、○○(こどもの名前ね♪)と違いはないんだよ。ただ、腕がないことによって、できないことはあるから、その人が困っていて、○○ができることがあったら、積極的に手伝ってあげようね。」

というじゃないかと短い間に思いました。今後考え方に変化はあっても、基本的にはこう言うかなぁと思います。

 そして、もし見ていたら、障害のある人にお願いしたい。障害のある人が街で子供に

あの人、腕がないよ。
 と言われても、胸を張って、堂々といてほしい。実際に、ぼくの知り合いの50歳になるKさんは、片腕を事故で亡くしたが、積極的に活動し、車の運転もされる方ですが、子供に
あの人、腕がないよ。
 と言われても、
おじさん、事故で腕をなくしちゃったんだ。
 と明るく答えると言っていた。全ての人がKさんみたいに障害を乗り越え、明るいわけではないが、Kさんのあり方が本来の姿だと思うのです。

 そして、ぼくの好きな言葉に
 

街に慣れる。街が慣れる。

 という言葉があります。つまり、障害のある人が街へ出ると、街に障害のある人が慣れていき、行動しやすくなります。しかし、一方で障害のある人が街に出ることにより、街の住民も障害のある人の理解が進むのです。

 本当の心のバリアーをなくすためには、ぼくら世代が親になったときに、子供に伝える言葉一つなのかも知れません。積極的に障害のある人も街へ繰り出し、街に慣れ、ぼくらも障害のある人に慣れていく必要があります。そのためには、お互いの歩み寄りが非常に大切だと思っています。そして、子供に障害のある人に対する正しい考え方を伝える。それこそが本当のバリアフリーを実現するのではないでしょうか。


投稿者: やべっち : 2004年11月10日 01:14

コメント

自分も「普通」なんだって言ってはいるものの
やはり 説明とかする時は気を使いますね

どうやったら誤解が無く 伝わるかって・・・

街に慣れる。街が慣れる。
そうなのかもね

変な話、小さい時から障害を持っている方は同情とか差別など
ずっと受けていて 慣れてしまっている人もいる
だから こそ こちらも「○○しちゃ駄目なのかな?」とか怯えずに
誠意を持って接すれば 大丈夫なんだと思いますです

この前、馬場で盲導犬と一緒に歩いている夫婦に
お店の場所を尋ねられた時
昔だったら 「触れないように」とか「わからんし」とか思ったけど
「上手くいくかわからんけど 失礼な事してしまうかもしれんけど 
 伝えよう」と思って やってみたら 上手くいった

いつまでもわからんからと言って何もしないと
ずっと経験値0だけど接すれば接する分だけ
経験が積める

まず接する事からはじめるのが大切な気がしますです

投稿者:ナオたん : 2004年11月10日 12:24

自己紹介


矢辺卓哉(やべっち)

田舎で農業・電気通信工事士、東京で障害者雇用支援という田舎・東京を行き来する生活をしながら、エネルギーの地産地消、環境負荷の低い・企業だけに頼らない生き方を模索中。株式会社よりよく生きるプロジェクト代表取締役

「人生を味わいつくせる人を増やす」がミッション。

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