2011年7月アーカイブ

 ここ数ヶ月、司馬遼太郎著「坂の上の雲」を読んだ。明治人の気質と官僚政治の腐敗からロシアの敗戦から太平洋戦争への伏線が書かれていて非常に興味深かった。それと共に、明治人の滑稽なまでの楽観主義がまぶしかった。それはこの一文に集約されている。

明治という時代人の体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。

 この本を読む限りでは、明治人の多くは、もちろん様々な悩みがあったとは思うが、嫉妬してしまうほど、全般的には楽観的であり、底抜けに前向きである。

 その後の昭和という時代も経済成長を遂げ、欧米に追いつけ追い越せで正しかったかどうかは別として、その世代の人達には、「白い雲」がみえていたのかもしれない。

 では、平成の時代を生きる我々にとっての「白い雲」とは何か。そして、それはどこで手に入るのか。そんなことを書いてみたい。

自己紹介


矢辺卓哉(やべっち)

田舎で農業・電気通信工事士、東京で障害者雇用支援という田舎・東京を行き来する生活をしながら、エネルギーの地産地消、環境負荷の低い・企業だけに頼らない生き方を模索中。株式会社よりよく生きるプロジェクト代表取締役

「人生を味わいつくせる人を増やす」がミッション。

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