「今後について」と「これからの思い」

 明けましておめでとうございます。今日の夕方に実家の鳥取県から東京に戻って参りました。今年も大きな1歩よりも小さな3歩を意識して行動していきたいと思います。今年1年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、Twitterでは年末にお知らせしておりましたが、この度現在勤務しております会社を1月末で退職し、独立することといたしました。ですので、ここで今後についてのご報告と共に簡単にこれからについてお伝えいたします。

 今後についての詳細は、コロコロ変わりまして、まだ上手にまとまっておりません。ですので、ご報告ができる状態にしてからご報告したいと思いますが、もちろん障害のある人に関わっていくことは変わりません。ただ、人材紹介サービスなどの通常あるようなサービスではなく、「生き方」「考え方」を提案し、支援するようなサービスになります。

 障害のある人が、よりよく生きるための「生き方」「考え方」を提案する事業です。そして、それを通じて、障害があっても、障害者になっても悲観せず、前向きに生きることができる社会を作ります。

 そして、企業にはただ単に障害のある人を採用するのではなく、障害のある人を採用する理由を雇用率だけではなく、別の軸をもって、企業に採用を提案できるようにします。そして、「障害のある人を活用できる組織こそ、これからの時代に求められる組織であり、結果として売上が上がる」という新しい軸を作っていきます。

 簡単ではありますが、詳細をしっかりお伝えできるようになりましたらまたご報告いたします。

 そして、これからの思いを簡単にお伝えさせてください。私はビジネスとは1人でできないことをみんなでやるからこそ、ビジネスであると考えています。大きな理想を掲げ、その理想に向かって、知恵を絞り、行動し、お金を稼ぎ、お金を使い、理想に近づこうとすることこそ最も尊く、そのために仲間を大切にしなくてはいけないのです。

 しかし、世の中の会社の多くは、社員よりも売上が大切です。しかし、私が障害者雇用を通じて教えてもらったことは全く逆でした。社員を大切にすれば売上が上がるのです。そして、売上を大切にする会社には大きな理想がありません。理想があったとしても社員まで共有されていません。徹底されていないのです。

 結局、ビジネスはどんな業種やサービスであれ、サービスを提供したり、受け取ったりするのは人間です。だから、善意や自主性を引き出すために社員が「粋」に感じる仕組み、環境、戦略を考えなくてはいけないのです。

 私はこれから自分の給与さえも払えず、失業手当で生活し、親から借金をします。こんな小さな自分がなんと大それたことを言うのかとも思いますし、皆さんも「お前に何ができる」と思われるでしょう。

 仰る通りです。しかし、私は知ってしまった以上、実現しなくてはいけないのです。これは知ってしまった者の責任です。大きな志、理想を持ち、たとえ小さな1歩でも、理想に近づくことこそ何よりも尊い。そして、大きな志、理想を実現するための仲間を大切にすることこそ、これからの会社に必要であることを私が証明し、体現するのです。

 小さな1歩でさえ、何年掛るかわかりません。しかし、これからの日本は本格的な超高齢化社会になります。それにより、日本の企業は経済活動がままならなくなります。ですから、何年掛っても、必ず証明し体現します。これが私が会社を経営する上での思いです。必ずやり遂げます。

 なお、最後になりましたが、現在勤務しております会社には非常に感謝の念しかありません。就職活動をしていない自分を拾っていただき、6年掛けてここまで育て上げていただきました。理想に燃え、面倒な社員だったと我ながら思います。誰も見てないと思いますが、この場を借りてお礼申し上げます。

 今年は本当に勝負の年になりますので、ぼちぼちがんばります!そして、皆様にとって、素敵な1年になるよう、微力ながらお祈りしております。

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