生みの親が子どもを育てられなくなった時の代替案が世の中に少ないのではないだろうか – チョコレートドーナッツを観て

やっとチョコレートドーナッツ観た。

ゲイカップルがダウン症の子どもを育てようとするストーリー。

ゲイカップルの愛のある家庭で育つ子どもと薬物中毒の母親の元で育つ子ども。どちらが子どもにとって有益かは誰の目にも明らか。しかし、ゲイカップルという偏見や生みの母親が優先されるという法律がそれを許さない。

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ぼくが集団的自衛権に反対の理由〜戦うって古いです〜

 ぼくは集団的自衛権に反対です。理由は、「戦う」という考えが古いと思うからです。

 戦おうとすれば、相手も武器を用意します。その繰り返しがこれまでの世界大戦だったのではないでしょうか。戦争の最大の抑止力は「軍事力」ではなく、「交流」だと思います。

 相手を知り、尊重する。

 奪うのではなく分け合う。

 それこそが最大の戦争の抑止力ではないでしょうか。なぜならば、それが人間の本当のあるべき姿だからです。

 こういうことを言うと、「他の国が日本に攻め込んできて無様にやられていいのか」という人がいます。ぼくはそれでいいです。人を殺して自分が生き残る可能性を求めるよりは、自分が死ぬことで、相手が人間のあるべき姿に気付くことを期待したい。

 いや、気付かなくてもいい。自分が人間としてのあるべき姿をなくすくらいなら、死んだほうがましです。

 相手を知らずに否定する。

 分け合うのではなく奪う。

 戦ってやっつける。

 人を殺して自分が生きる。

 人間のあるべき姿として、集団的自衛権はおかしいと思う。だから、ぼくは集団的自衛権に反対です。

電力自由化の未来〜電気も地産地消する地域を作りたい〜

 先日、2016年から一般家庭でも電力会社を選べるようになることが決まりました。

 電力自由化は改革の出発点だ(日経新聞)
 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO72767100V10C14A6PE8000/

 このニュースを踏まえ、微力ながら電気工事業に携わる人間として、これからの電力インフラについて、自分なりに考えたあり方をお伝えしたい。

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自分がぬくぬくと電気を使っていたら原発はなくならない〜電気工事業に携わって原発について感じたこと〜

 前回お伝えしていたとおり、実家の鳥取県米子市に戻りました。今は父親の会社にて、3月中はアルバイトとして働き始めました。

 とりあえず今週3日間は研修ということで、電気工事に関する研修でした。電気工事と言うと、家の中の配線(電柱から家庭内のコンセント設置など)を思い浮かべるかもしれませんが、うちの会社はそれよりも、「水力・風力・火力・今は止まっているけど原子力の発電所(電気を作るところ)〜変電所(発電所から家庭用電圧に変換する場所)〜電柱(変電所から各家庭に電気を配る柱)」の仕事がメインです。なので、もともと私が興味を持っていたところに触れられる機会ということがわかりました。

 この研修を受ける中で、原発に関して、思うことがありブログを書くことにしました。

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ご報告

仕事に関係する方々にはお伝えしておりましたが、このたび13年住んだ東京を離れ、実家の鳥取県米子市を中心に活動をすることにしましたので、ご報告させていただきます。

■きっかけ
今年の正月に実家に帰省したところ、父親が経営する会社を継ぐことを懇願されました。その申し出を即決する自分がいました。

■即決した理由
・家族
今の私は家族がいたからこそあると考えています。その家族にお願いされたら断れないですし、大好きなおじいちゃんがだいぶ弱ってきていますし、障害のある妹もいます。古いと思われるかも知れませんが、兄弟唯一の男で長男としての責任があると考えています。

・生き方
ぼくが目指すあり方は「見たいと思う世界の変化に、あなた自身がなりなさい」です。私の目指す生き方は、半農半デスク、脱原発、貨幣に過度に頼らない生活です。人と人がつながり合うことで豊かになれる生活です。

そう考えた時、今の生活はお金のための生活であり、見たいと思う世界の変化に自分自身がなれておらず、とても違和感があり、言っていることに自分自身で説得力がないと思っていました。

見たいと思う社会の変化に自分自身がなることを考えた時、実家のリソースを使うことが一番現実的であると無意識に考えていたことに気付きました。

・お金
なぜこの時期なのかと言われたら、これが一番のポイントです。がんばれば東京でもやっていけますが、あまりがんばりたくないのでw

■時期
2月末に自宅・事務所を引き払い、実家に戻ります。

■今後の仕事について
今やっている会社は残し、月に1〜2回は東京中心で障害者雇用の仕事をします。ただ、メインは4月より父親の会社(電気工事業)で修行から始めます。おそらくヘルメットをかぶって仕事してますw

■今後の抱負
・環境負荷の低いライフスタイルの提案をしたい
近い将来、結婚してマイホームをローンで作って、定年まで働く…というモデルではなく、自分の価値観に沿った生き方をする時代になると考えています。現在は、特に環境負荷が低い生き方をしたいと思ったとき、使用電力、電力会社を選べないなど選択肢が少ないと思っています。そのため、全くできるかどうかわかりませんが、現在の電力以外の発電方法の開発、電力の自由化をはじめとして、電気工事業に収まらず、住宅などから生き方まで環境負荷の低いライフスタイルを提案できるようになりたいです。

・就労困難者を雇用したい
雇用する立場になるので、障害のある人はもとより就労困難者を雇用し、活かせる会社を実現したいと思います。自分が伝えていたことを実践できる人間でありたいです。

・企業で働かなくても生きていける選択肢を作りたい
高い生産性と絶え間ない成長が求められる企業で全ての人が働ける訳がないと考えています。そのため、農業を中心に少ないお金でも、障害の有無関係なく、死ぬまで生きていける選択肢を作りたいです。特に麻を作りたいですね。


東京でお世話になった方、矢辺に関わっていただいた方全てに感謝しています。皆さまから教えていただいたことを実践できるよう、ちょっとはがんばろうと思います。

ちなみに、東京に出てきた時に泊めてくれる人を大募集中です!w

そして、死ぬ訳じゃないので、今後ともどうぞよろしくお願いします!