ココ・ファーム 2004年感謝祭

 大変お待たせしました。2004年11月21日に行ってきました、ココ・ファームの感謝祭の様子をお知らせします。感動でした。涙でした。

 一応、ココ・ファームについて知らない人のためにお伝えしておくと、知的障害のある人が働く仕事場なのですが、非常においしいワインを作っているということで、有名なワイナリーです。

 非常においしいので、2000年の九州沖縄サミットの各国首脳などが出席する公式晩餐会でココファームのワインが使用されるなど、すでにこの世界では、伝説になりつつある仕事場なのです。

 かなり伝説となっているので、行きたいなぁと思っていたら、感謝祭が近いということだったので、車でゴーしました。


 まず、着いてびっくり!すごい人。え!?これが知的障害のある人の仕事場!?車は栃木ナンバーが多いけど、県外ナンバーもある。その時点で感動して泣きそうになりました。知的障害のある人の仕事場でこんなに人を呼ぶことができる仕事場は日本全国探してもどこにもないだろう。

 会場に入ると、おそらく知的障害があるであろうスタッフの人たちが大きな声で

いらっしゃいませー。

 といきいきと働いている姿を見て、妹が働いていた作業所と比べて全然違う!とまた感動して涙が出そうになりました。

 そして、足を進めると急斜面な畑があり、写真のような急斜面の畑でブドウを栽培しているようです。

 ここで、ココ・ファームのそもそもの歴史を振り返りたいと思うのですが、有限会社ココ・ファーム・ワイナリーが最初にあって、次にこころみ学園という知的な障害を持つ人達の施設があるのではないのです。

 もともと知的な障害を持った人達が開墾したぶどう畑に、知的障害者更生施設こころみ学園ができて、みんなでぶどうを育てていたということ。

 そして、ぶどうをワインにするときに、こころみ学園ではワインの製造販売をするための免許がもらえなかったこと。このことが、こころみ学園のワイン醸造場 ココ・ファーム・ワイナリーのしごとを見るときの大きなポイントです。

 そして、有限会社ココ・ファーム・ワイナリーのしごとは、福祉だけでなく農業・工業・商業・観光などあらゆるジャンルのテーマを包括していること。このことが非常に素晴らしいのです。

 そして、写真のように若い人がワイン片手に非常に楽しそうに話をしたり、天気がいいから寝てる人もいる。外国人も楽しんでいる。前のステージでは、よく知らないんだけど、ジャズで世界5本指に入る音楽家が素晴らしいワインに合う音楽を奏でてくれる。そして、知的障害のある人も「いらっしゃいませー。」といきいきと働いている。一緒に行った橋本さんの言葉を使わせてもらえば、

誰も損をしていない。

 それが本当に素晴らしいのです。

 実は、代表の池上さんに取材のお願いをしていたのですが、話を聞きましたが何を話していたか覚えていません。取材とかそんなちんけな話じゃなくて、この状況を見せられたら、言葉なんていらないよ。いや、「いきいき働く」とか言葉がこの状況をまざまざと見せられたら陳腐になる。本当に素晴らしかったです。

 今回のこのココ・ファームに行って、本当によかったと思います。というのは、自分の「知的障害のある人がいきいき働く場を作りたい」という思いを再確認したということ。そして、そのいきいきと働く場がすでにあるということ。このココ・ファームを目標にさせてもらいたい。心底そう思いました。

 そして、最後になりますが、大切なのは、ココ・ファームでは、いきいき働くだけでなく、ワインが非常においしいのです。そして、ココ・ファームは、先ほども書きましたが、福祉だけでなく農業・工業・商業・観光などあらゆるジャンルのテーマを包括していること。またココ・ファームの仕事は、効率や経済性だけでは計りきれないこと、現在の福祉や年金のきまりだけでは補いきれないこと。それが本当に素晴らしいのです。

 本当にありがとうございました。行ったぼくが感謝しちゃいました。そして、帰り道は大渋滞だったのですが、爆睡だったぼくを文句言わず運転してくれた橋本さんに大感謝です。

 また、ココ・ファームで取った写真をアップしました。

※写真は現在アップされていません。

投稿者: やべっち : 2004年12月07日 21:49 |

コメント

名前を出して頂いたので、初めて投稿させて頂きます。

ココファームには、どんなところか分からず、矢辺さんの誘いに「楽しそうだからいいかな」なんて気楽な気持ちで一緒に行ったのですが、想像以上の参加者と盛り上がりに感動しました。

年齢も、性別も、国籍も、障害の有無も、関係なしに収穫されたワインを飲みながら、素晴らしい音楽を聴き(生演奏)、みんなで楽しむ姿は感動ものです。

自分は、お酒をあまり好まないのですが、参加者の姿を見て、お酒っていいなぁ?と思いました。飲みませんでしたが、楽しい気持ちになれました。

それと、感動して、涙する矢辺さんを見て、その情熱はホンモノなのだなぁと改めて思いました。頑張れ!矢辺さん。

投稿者:橋本 : 2004年12月08日 18:41

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