彼女のこと

 今日は大学のゼミの連中と久々に飲みに行ったわけですが、その途中で別れた彼女がうちに残した彼女の荷物を飲みの場を少し抜けて渡しにいきました。彼女は、少し元気がないようで、その顔を見たら、元気にさせなきゃと言うことで、妙に明るく振舞う自分がいました。

 荷物を渡して少し話したのですが、お互いがお互いを理解することもなく、信頼関係ももうないので、何を話ししても、すれ違いばかりで、話が堂々巡りです。そして、結局、最後はケンカ別れのように別れてしまいました。

 彼女とはもう関係の修復も不可能だと思っていたので、それは悲しくないと言ったら嘘になるけど、もっと上手な別れ方はなかったのかとすごく残念に思っています。どうしてもっと話をしなかったのか。あの時、あんなことをやったのか。自分が傷ついたことをそのまま相手にぶつけるだけじゃなくて、なぜそんなことをやったのか、もっと話をすればよかった。いつも穏やかな彼女の信頼をなくすと言うことはきっとぼくはかなりひどいことをやったのだと思う。

 そして、話をしたときは、自分を正当化したいため、あたかも彼女が悪いと言うようなことを言ってしまったと思う。仕事が遅くなって彼女に会えなくて信頼をなくした時も、事前に仕事の重要さや自分に惚れさせる努力が足りなかったのだと今になって思う。冷静になって今考えると全てきちんと話をしない自分が悪かったんだと感じている。

 ただ、この問題は別れる別れないで終わる単純な話ではなさそうなので、今後もぼくの問題事項としてあがってきそうな雰囲気なのですが(苦笑)、とにかく、彼女とケンカ別れになってしまったのが、すごく悔しい。なぜもっと上手に二人の関係を築けなかったのか。それが悔しい。

 今たまたまケツメイシを聞いていたら、すごく自分の心境にマッチする曲があった。

 失恋

 仕事に対する責任と 君に対しての無責任の境目
 長い目で見ると 二人歩き出したのに 変わるもんだね
 ずれ始める 真面目の俺の 不真面目な時間でずれる価値観
 勘違いで生まれるケンカもなく 会っても会話すらもなく
 楽な関係になったつもりも 逆に退屈で苦痛な時を
 過ごすより 二人より 一人の日 増えてったお互いに

 仕事の責任感と彼女に対しての無責任の境目ってホントにむずかしいと思う。会社で飲みに行って、彼女との約束を守れなくて、午前2時、3時に電話することもあった。それで価値感が正直ずれたと思う。それが勘違いが生まれたけど、きちんと話をしなかった。ケンカもしなかった。ホントにそれがダメだったんだと今になって気づいた。

 なんとまとめてよいのかわかんないけど、これが今の気持ち。そして、素敵な思い出をくれた彼女には、また会うことがあれば、「ありがとう」と伝えたいです。

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