めずらしく朝早く起きたのでブログを更新します。
ブラック企業について書こうと思います。
ちまたで話題のブラック企業。
ちなみに、ブラック企業について、ぼくはこういう考えをしています。
成長したいと思った人がブラック企業で働いたらホワイトになるし、その人がホワイトで働いたらブラック企業になり得る。つまり、ブラック企業は企業と個人のマッチング問題で他人がどうこう言うことじゃない。
だから、ブラック企業を公表・監視しようと言うのは、会社と個人の当事者間の問題であって、意味がないと思っている。
しかし、こう言うことを言うと、「サービス残業が許されるのか?」「労基法違反を許しても良いのか?」という人もいると思う。
これって、「ノマドを推奨してる人はその人がそれを信じて辞めて、不幸になったら責任が取れるのか」っていう、ノマド論とも同じなんだよね。
つまり、他人の状態を気に病んで発言したがるって言うことです。でも、よく考えてほしい。
じゃあ逆に「サービス残業を規制して、その人が成長できなかった責任をあなたが取れるんですか?」と聞いてみたい。このグローバル時代で競争の時代は、ビジネス力を高めることはとても重要です。まぁぼくはこう言う生き方はしないけどね。
ノマド論も同じです。「逆にノマドをやらずに、その人の可能性が閉じちゃったら、その責任は取れるのですか?」
つまり、結局のところ、何もかも全て責任は、その個人に帰属するのです。どんな選択をしたって、他人がその責任を取れる訳じゃない。だから、他人がとやかく言うことじゃない。言っても良いけど、最終判断は”その人である”ということを忘れてはいけない。
だから、ブラック企業を監視したり、公表したりすることはおかしいと思う。おかしいというか暇なんだなぁって思う。
今のブラック企業批判は、働きたくても働けない人のストレスのはけ口になっている気がします。簡単に言えば、弱ったものイジメです。しかし、本当にやるべきことは、自分の働く目的を考えることです。
なぜか。個人の働く目的が不明確なほど、会社に求めるものが曖昧になるので、人間関係が良ければホワイトになるが、多少いやなことがあれば、ブラック企業に認定されてしまう。そんな危惧があるからです。そんなことで会社がブラック企業認定されては経営者としてはたまったもんじゃない。
確かに、働く目的を明確にすれば、「お金」「成長」「やりがい」くらいなもんです。本音はほとんどの人が「お金」でしょう。
だから、むしろぼくは、ブラック企業問題よりも、企業で志望動機を聞くけど、「1番はお金です。だからがんばります。ぼくこれができます。」って堂々と言えるようになることの方が重要だと思ってる。そう言えないことの方が苦しいし問題。もっと本音でぶつかり合ったら良いのにって思う。
そうしたら、冒頭のマッチングの問題も減るでしょう。
ということで、ブラック企業を公表しても意味ない。もっと企業と労働者が本音で話してマッチングの問題を減らす方がもっと大事って言う話でした。
ちなみに、労基法を守ろうとしない会社は論外です。