「障害者」という表記について – やべの見解

 修さんのBlogに「障害者」という表記の仕方について、議論されていたので、こちらにも書こうと思う。

 個人的な意見ですが、呼び方は、言葉の裏に差別がなければ何でもいいのではないかと思っています。つまり、「障害」という言葉の裏に、「可哀想」などの差別的な意識があるのであれば、それは問題だと思うのですが、「犬」というのと同様に、残念ながら今の社会は「障害」、「障害者」という概念がある社会です。その社会で、一般の人、「障害」に興味のない人に、一体「障害」のある人を説明するときにどのように説明するのでしょうか?

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自立生活支援ピープルファースト東久留米に行ってきました。

 コムケアの去年の助成金対象団体に最終報告書の作成をしなければならないということで、去年の助成金提供団体のピープルファースト東京が母団体のピープルファースト東久留米というところに取材に行ってきました。

 ピープルファーストは、アメリカで生まれた活動である。1973年に知的障害のある人たちがオレゴンに集まって、どうやって地域で暮らすかについて話し合いがもたれた。このとき、参加者の1人が、

「知恵遅れ」や「障害者」ではなく、「私はまず人間として扱われたい。(ピープル・ファースト)」

と言ったことから、ピープルファーストという名前ができ、それが日本にも拡がり、知的障害のある人が地域で生活できるように支援していくという団体です。

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デンマークの社会福祉-その3

 デンマークの社会福祉についての第3弾をお伝えします。

 成人の場合は、普通18歳から23歳頃の間に親離れをするので障害がある成人も施設入所を避け、グループホーム、ペンション、アパートといったところに居住すべきである。子どもと居住地を別にするということは子離れをするということで、親のためにも必要なことである。障害ゆえ完全自立が不可能であるため、必要な時点に生活指導員が派遣できるような支援センターを、障害がある人が点在する半径約5キロメール以内のところに設置し、障害のある人の生活支援を実施する。また、障害のある人当事者が雇用者となってヘルパーを採用し、在宅を可能にしている方法もある。

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デンマークの社会福祉-その2

 デンマークの社会福祉についての第2弾をお伝えします。

 子どもは18歳頃まで親の下で生活するのだから、かつては障害ゆえに施設入所を余儀なくされていた子どもも親のもとで生活をできるようにする。そのために、(1)支援生活指導員を家庭に派遣、(2)補助器具の提供、(3)特に知的障害がある子どもの場合は擁護学校に行く、という方法がなされている。

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