デンマークの社会福祉についての第3弾をお伝えします。
成人の場合は、普通18歳から23歳頃の間に親離れをするので障害がある成人も施設入所を避け、グループホーム、ペンション、アパートといったところに居住すべきである。子どもと居住地を別にするということは子離れをするということで、親のためにも必要なことである。障害ゆえ完全自立が不可能であるため、必要な時点に生活指導員が派遣できるような支援センターを、障害がある人が点在する半径約5キロメール以内のところに設置し、障害のある人の生活支援を実施する。また、障害のある人当事者が雇用者となってヘルパーを採用し、在宅を可能にしている方法もある。