売り上げランキング: 96
大好きな人と、もういちど観たいです。
最高!
ヒースーロー空港の幸せ
会社の先輩に
「恋したくなる」
と薦められてみたDVD。この土日で2回見ました。恋がしたくなりました、いや恋しました。
去年のクリスマス用に作られた映画らしいですが、もう素敵でした。色んな恋、愛の形があるんだなぁと。特別感動させる演出はないものの自然と涙が出ました。世界には悲しみとかそれじゃなくて、愛が中心なんだと。セカチュー(見てないけど)とかは一つの恋、愛の形を表現してるんじゃないかと思うんですが、ラブ・アクチュアリーは違う。色んな立場の人、いろんな国籍の人がその人の立場で恋します。
ちょっと見てない人にはネタバレになっちゃいますが、紙芝居、空港、レストランのシーンは素敵で感動。親友の恋人が好きな紙芝居の彼のあのスタンスは共感できる。
「重荷だと思わないで、クリスマスだと思って軽く聞き流して。」
と前置きをして、どうにもならない自分の気持ちを伝える彼が紙芝居が終わった後に
「これでいいんだ。」
と自分を納得させるシーンがたまらなくカッコいい。色んな愛の表現があって、どうしようもないこともある。
この映画で感じたことはどんな状況であれ、自分の気持ちを精一杯伝えること。そこから結果がどうなるかは神のみぞ知る。
空港のシーンだって、自分の気持ちを伝えても彼女はアメリカに行ってしまう。でも、伝えなかったことが結局自分の後悔になる。実際に奥さんを亡くした、彼のお父さんはもっと「愛している。」と伝えなくて後悔をしていた。
恋愛はタイミングってあると思う。レストランのシーンで彼が言っていたように、
君の事を何も知らないのに狂気の沙汰だと思うかも知れない。でも、明白なことは伝えておいた方がいい。(後半は曖昧。)
とほんの数日しか一緒にいなかった彼女に結婚の申し込みをする。大統領が自宅を個別訪問したように、レストランの彼が空港に舞い戻ったように、彼が紙芝居をしたように、10歳の子供が空港で彼女を探したように、その行動力と想いって好きな人にしかできない。恋愛はタイミング。そのタイミングを逃さないように、自分がビビッときた人、素敵、好きだと思った人には、自分の気持ちを精一杯伝えたいものです。
ほんとに等身大の恋愛模様がうまく絡み合った、素敵な映画でした。会社の先輩が「恋したくなる映画」と言ったがぼくは正確にはこの映画は「自分の気持ちを精一杯伝えたくなる映画」なのではないかと思う。恋人、好きな人と一緒に見ることをオススメします。ということで、ぼくは恋しました。好きな人と見たいですね。
余談ですが、この映画で大統領役をやっている、ヒュー・グラントが素敵でした。ぼくと同じイケメンです。でも、まぁぼくの次にイケメンですが。で、このヒュー・グランドのスーツの着こなしがかっこよかった。ぼくもお金をたくさん稼いであんなスーツの着こなしがしたいとも思いました。