私たちがよく使う「ありがとう」という言葉。その「ありがとう」の言葉について思うことがあるため、エントリーを書いていきます。
「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」(ありがたう)となります。つまり、本来、「ありがとう」とは、とても有ることが難しいことに対して、感謝の意味を込めて、「ありがとう」と伝えるのではないでしょうか。
それでは、私たちは、「ありがとう」を本来の意味で、「ありがとう」と伝えているでしょうか?そもそも「ありがとう」と言っているでしょうか?
つい、私は、ものの大小、自分が感じる価値のありなし、カッコの良し悪しだけで判断してしまいます。そして、周りの協力や努力、存在が当たり前だと思い、感謝しなくなります。
そもそも、友人、知人、会社などのどんな人も、1円だろうと、「あること」自体がそもそも難しいことなのです。だからこそどんな人やものも素晴らしいのです。そこに価値の大小はないはずです。しかし、私たちは、今素晴らしいものが「あること」を忘れ、つい他人と比べ、競争し、憎しみ、嫉みあってしまう。
常に今あるものに感謝し、いつも「ありがとう」(あることが難しい)の気持ちを持って、日々生活していきたいものです。
いつもありがとう。