なぜ障害者は退職してしまうのか

本日、Twitterでご質問をいただいたので回答いたします。内容が内容だけに、140文字では伝えられない。苦笑

ちなみに、質問は下記のような内容です。

特例子会社って単に法定雇用率を高めたいとか助成金がもらえるからやっているだけなんだろうか?何人も雇っては辞めさせていくうちの会社に不信感がわいてきます

ここは障害者雇用のプロとして、そして、ブログ、ツイッターで情報発信をしている身としてしっかりと回答して参ります。皆さんも障害者雇用について何か聞きたいことがあれば、ご連絡下さい。なるべく回答するようにいたします。

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「今後について」と「これからの思い」

 明けましておめでとうございます。今日の夕方に実家の鳥取県から東京に戻って参りました。今年も大きな1歩よりも小さな3歩を意識して行動していきたいと思います。今年1年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、Twitterでは年末にお知らせしておりましたが、この度現在勤務しております会社を1月末で退職し、独立することといたしました。ですので、ここで今後についてのご報告と共に簡単にこれからについてお伝えいたします。

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企業が障害のある人を採用しなくてはいけない理由

 「なぜ障害のある人をなぜ採用しなくてはいけないのか?」

 皆さんはこの問いにどうお答えになるだろうか。

 少し想像してほしい。健常者より作業スピードが遅く、体調も安定しない。なのに給料は健常者と同じ。普通に考えて、残念ながらこのような人材を採用したいと思う人は少ないのではないだろうか。

 だからこそ、国は障害者雇用促進法を作り、企業に雇用率という縛りをつけて企業が障害のある人の採用を増やすように力を入れてきた。

 その施策は大きな効果を出した。実際に1000名以上の大手企業の平均雇用率は現在1.8%を超えた。しかし、障害者雇用を通じて聞いてきた多くの会社の本音はどうだったか。

 「雇用率があるから採用した」。

 ここにこそ障害者雇用の本質的な問題が隠れている。「雇用率ありき」で社員の本当の幸せを考えずに採用するから不幸が起こる。実際に採用したものの、現場では障害の配慮がなされない、理解されずに辞めてしまう人を見てきた。

 しかし、「雇用率があったから」こそ、障害のある人の雇用は進んできた。一方で「雇用率ありき」の採用方針であるから社員が幸せになれないこともある。

 であるならば、「雇用率ありき」この考え方が今限界を迎えているのではないだろうか。

 これからの障害者雇用に必要なのは、「何のために障害のある人を採用するのか」という本質的な問いであり、障害のある人を採用する明確な軸が必要なのである。今日はこのことについて、お伝えしていきたい。

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全国の障害者手帳所持数について

 皆さん、こんばんは。衝撃の事実がわかり、このようにブログを書いております。何が衝撃かというと、日本の障害のある人の数はどれくらいかご存知でしょうか。

 一般的には、約740万人と言われており、障害者白書にも
 身体障害児・者:366万人
 知的障害児・者:55万人
 精神障害児・者:323万人 となっております。

 しかし、厳密にはこの数字だけが障害者数ではないということがわかりました。

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重度知的障害のある人をメインで採用するエフピコ社へ視察に行ってきました!

 大変遅くなりましたが、11月5日に重度知的障害のある人をメインで採用しているエフピコ社の関東リサイクル工場へ視察に行って参りましたのでご報告いたします。ちなみに、今回はシェアードバリューコーポレーション社の顧問先の視察に同行させていただきました。小林さん、ありがとうございました。

 なお、エフピコ社の具体的な業務内容や取り組みはこちらをご覧下さい。そして、障害者雇用については、このような前情報です。

 エフピコ社は、重度の知的障害のある人をメインで採用することで有名で、雇用率は約9 %(2010年10月末現在)で、定着率は99%。

 重度の障害者でも立派に働くことが出来ることをこの会社は証明するために、あえて重度の方を採用している。親ですら就労をあきらめている障害者を平気で雇用。障害者自身が、働きたいと思っていれば、他に採用の条件はない。職場に来たばかりの頃は、工場内を徘徊したり、お漏らしをしたりする子もいるが、お構いなし。そんな子たちでも6か月もすれば、普通に働くことが出来るようになるという。実際にそうなっているのです。彼らは全員、正社員。平均給与も月給14、5万円前後となんら健常者と変わらない水準となっている。

 エフピコ社は障害のある人の高い雇用率及び定着率は何が原因となっているのでしょうか。そんな点をメインに今回はお伝えしていこうと思います。※なお、走り書きでメモしたため細かい数字は違っている場合がありますが、そこはご容赦いただければ幸いです。

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