障害者雇用の未来を変える会(勝手に命名)が発足しました

 昨日は、会社を早々に退社し、雨の銀座へ。理由は、この業界で初めての会合が開かれるからだ。その会合とは、障害者雇用の未来を変える会(勝手に命名)だ。

 その会合には、障害者採用を支援する民間企業の代表や大手メーカーの採用担当やコンサルタントなど男だけの11名(そのうち3名は障害者手帳を持っている)が参加した。

 そして、会場は6名掛けの席に11人座るという密着具合。(それは会場を手配した私のミス。反省。)そんな密着具合で、お互いの自己紹介で2時間が経過するという過酷な状況ではあったが、お互いが障害者雇用における思いを熱く語った。

 私は、このようなことをお話させていただいた。

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鳩山首相の所信表明演説はもっと評価されていいと思う理由

 こちらもTwitterでつぶやいたのだが、鳩山首相の所信表明演説はもっと評価されていいと思っている。今回は具体的にどのようなところがそう思うのか書いていきたい。

 個人的には、日本理化学工業社のお話がでたこと自体が奇跡だと思っているのだが、そこよりも私が感心したのは、以下の点だ。

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【感想】「沈まぬ太陽」(ネタバレなし)

 Twitterでは、かなり書いているのですが、映画「沈まぬ太陽」を先週末に見てきました。結論から言うと、全日本人に見てほしいと思う映画だった。

 渡辺謙が自ら恩地の役を射止めるために、山崎豊子に直接アプローチしたとのこと。そして、公開初日には映画の公開に対して、号泣。そして、私は映画の最中に3回号泣。「魂が、震える」というキャッチコピーも伊達じゃない。今は「魂が、震える」という言葉を見るだけで、感極まってしまう。

 ただただ、恩地(主人公)の信念を曲げない姿に感動し、今この映画がこのタイミングで放送されることに運命を感じる。3時間22分(途中10分休憩)と数多く上映できない映画だからこそ、多くの人に見てほしい。

 今回は、恩地の信念を曲げない姿と、今この映画がこのタイミングで放送される運命について書いていきたい。

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【書評】全脳思考

全脳思考
全脳思考

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神田 昌典
ダイヤモンド社 (2009-06-12)
売り上げランキング: 594
おすすめ度の平均: 4.0

4 右脳モデルと左脳モデルの融合
3 あくまでも仮説
3 意欲作だとは思います
4 500ページのボリューム、思考法
5 すばらしいの一言

 ぜひ読んでもらいたい1冊である。この世の中を変えるきっかけがあると思っています。

 ここ数ヶ月で、「不況が教えてくれたこと」というエントンリーを「その1」、「その2」という形で記載してきました。その中で私は、「理念が大切だ」とずっと言い続けてきましたが、その「理念が大切だ」と思ったきっかけは、実はこの本に影響されたことが非常に大きいです。

 詳細はこの後書きますが、この本はこの先の見えない世の中を手探りながらも、「現状、何が起こっているのか?」「この先どうビジネスマンとして行動すべきか?」ということが記載してあります。

 本書の考えは、「根拠がないと」などアマゾンのコメントを見ると理解できない人もいるようです。しかし、今はトヨタ自動車が赤字になるなど、工業時代からの価値観が変わっている今の先の見えない時代に根拠など示せるはずがありません。

 価値観が変わるなかでも、根拠がないことを前提にし、そのことを事前に提示し、根拠がない中でもできる限り根拠を示するなど読者に配慮しながら、今の時代の一歩先を読む意欲作だと思っていますし、私個人としては、非常に納得感がありました。

 そして、この本を読んで、先の読めない時代に本当に大切なこととは「理念」だと感じたのです。

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「ありがとう」とは?

 私たちがよく使う「ありがとう」という言葉。その「ありがとう」の言葉について思うことがあるため、エントリーを書いていきます。

 「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」(ありがたう)となります。つまり、本来、「ありがとう」とは、とても有ることが難しいことに対して、感謝の意味を込めて、「ありがとう」と伝えるのではないでしょうか。

 それでは、私たちは、「ありがとう」を本来の意味で、「ありがとう」と伝えているでしょうか?そもそも「ありがとう」と言っているでしょうか?

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