今回書くことは、組織の閉塞感をぶち破る方法についてだ。
これを書こうと思ったのは、最近たまたま見つけたり、聞いたりした全く関連のなさそうな2つのことが、実は組織の閉塞感に密接に関わっていることに気がついたからだ。
その全く関連のなさそうなことの1つは、「閉塞感を破るための組織論」に関する2つの記事。2つ目は、同僚から教えてもらった「オバマのような演説を日本人が出来ない理由」だ。
1つ目のことから書いていこう。Twitterでもつぶやいたのだが、最近は仕事をする中で、下記のようなことを考えている。
会社を経営するとは、お金が安定的に入ることにより醸成される社員の安定志向と、チャレンジングな気持ちを持ち続けることとのせめぎあいなのではないか。
なぜ、そう思ったかと言うと、組織とは、何もせずにほって置くと、社員は自分の目の前のことだけを考えるようになる。そして、他の事業部、他のチーム、他の社員に関心を持たなくなる。それにより、お客様へ本当に必要なサービスを考え続けられなくなるのではないか、ということを感じたからだ。