非営利株式会社の設立方法と留意点について

 会社の設立日が2011年8月8日。本日より登記簿謄本を取得できるということだったので、ドキドキしながら法務局に行ったところ、サクッと登記簿謄本を取得。これで、株式会社よりよく生きるプロジェクトも見事に立ち上がった訳です。

 facebookやTwitterでもご報告していましたが、株式会社よりよく生きるプロジェクトは、「非営利株式会社」というスタイルを取りました。この「非営利株式会社」については、起業を考えている人の中でも、営利のために事業をするのではないが、NPOよりもビジネスっぽく、スピード感を持ってやりたいという人からよくその内容について聞かれますし、そのような人たちが注目しているような印象を受けます。

 そういう人たちのために、またこれから起業を考える人たちのためにも、会社も立ち上がったし、その非営利株式会社の設立方法と留意点について、まとめて記載しておきたいと思います。

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この親にして、この子あり

 先日、Twitterなどでこんなことを書いた。

「会社を作る」と一言しか伝えていないが、親父が会社設立後の手続き一覧や自分の会社の定款を送ってくれる。親ってスゴいな。気持ちがありがたい。この気持ちを次は自分が皆さんにわけていきたい。

 しまいには、自社の社訓まで送ってきた。が、それが素晴らしいので共有したい。

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私たち世代の「白い雲」はどこにあるのか。

 ここ数ヶ月、司馬遼太郎著「坂の上の雲」を読んだ。明治人の気質と官僚政治の腐敗からロシアの敗戦から太平洋戦争への伏線が書かれていて非常に興味深かった。それと共に、明治人の滑稽なまでの楽観主義がまぶしかった。それはこの一文に集約されている。

明治という時代人の体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。

 この本を読む限りでは、明治人の多くは、もちろん様々な悩みがあったとは思うが、嫉妬してしまうほど、全般的には楽観的であり、底抜けに前向きである。

 その後の昭和という時代も経済成長を遂げ、欧米に追いつけ追い越せで正しかったかどうかは別として、その世代の人達には、「白い雲」がみえていたのかもしれない。

 では、平成の時代を生きる我々にとっての「白い雲」とは何か。そして、それはどこで手に入るのか。そんなことを書いてみたい。

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就職難の時代から労働受難の時代へ

 先ほどTwitterでこのようにつぶやきました。

前職で人事制度に関わった時に、労働法は「雇用主と搾取される労働者」構図が前提に作られている違和感があった。確かに歴史はそうだった。しかし、今も脈々と雇用主と労働者にこの考え方が形成されるのは問題。これからは雇用主と労働者が一緒に良いものを作る姿勢が大切。改めて労働法を調べてみる。

 そもそもなぜこのように行き着いたか。前提条件が抜けていると思うので、つぶやいた流れで思うがままに書いてみたい。

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